部屋の片付け業者を利用する際に気になるのが、その料金相場です。そこで今回は、部屋の規模に合わせた料金相場とともに、悪徳業者に引っかからないための業者選びの方法をご紹介します。部屋の状態などによって多少上下はありますが、大体の相場を知って、適切な価格で依頼をしましょう。

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部屋の片付けで業者がやってくれること

部屋の片付け業者が、主に行ってくれる作業は以下の通りです。

部屋のゴミ処理

部屋に大量のゴミがある場合、どこから手を付けていいか素人ではわからず諦めがちです。片付け業者は掃除のプロであるため、ゴミ処理を手際よく行ってくれます。また腐敗したゴミや動かしにくい大型の家具など、個人では処理が難しいゴミも適切に片付けてくれるのが嬉しいポイントです。

不用品の買取

片付けで出た不用品の中で、家具類や家電類などまだ使えるものは片付け業者が買取を行ってくれます。粗大ごみに出すのはお金がかかりますし、自身でリユースショップに運ぶには手間と労力が必要です。しかし、その場で買取を行って貰えれば、楽であるとともに買取金が片付けを頼む費用の足しにもなり、トータルで安く済む場合もあります。

部屋の消臭

ゴミで溢れてしまった部屋には、独特の臭いが残ってしまいます。とくに腐敗物があった場合は臭いがとれるまで、かなり時間がかかるでしょう。この臭いを個人で完璧に取り除くのはほぼ不可能です。片付け業者は、消臭・消毒に関しても専門知識を持っているため、プロしか扱えない強力な消臭剤を使って臭いの悩みも解決してくれます。

部屋の原状回復

片付け業者は、壁や床などの原状回復にも対応している場合があります。対応範囲は業者によって異なりますが、破れた壁紙やボロボロになった床材の修復対応まで可能な場合も多いので、必要であれば確認してみましょう。特に賃貸の場合、荒れた状態のままだと、退去時に高額の原状回復費用を請求される可能性があるため、綺麗な状態に戻しておくのがおすすめです。

部屋の片付け業者の料金相場

片付けの料金相場は、業者や部屋の状態によって異なります。ここでは、業者で取り入れていることが多い間取り別の料金相場をご紹介。あくまで相場の一例ですが、見積もりを依頼する際の参考にしてみてください。

悪徳業者を避けるためのチェック方法

片付け業者の中には、悪徳業者も存在します。そんな業者を避けるためにも、受付けや見積もりなど作業前の対応で以下の点をチェックしておきましょう。

依頼したい作業の実績があるか

悪徳業者は、見積もりを大雑把に出し作業完了後に「追加費用」として、多額の請求をしてくる場合があります。それを防ぐためには、業者のホームページを見て作業実績を確認しましょう。写真や動画付きで「この部屋なら大体この費用」と明確に紹介していれば、なお安心です。実績について、一切触れていない業者は避けましょう。

電話やメールの対応がよいか

片付け業者への依頼は、まず電話・メール・専用フォームから行います。この時できれば一度は電話をしてみて、相手側の対応を確認するのも大切です。最初の電話対応が悪い場合は、そのまま依頼するのはおすすめできません。

見積もり時の服装や言葉遣いはきちんとしているか

実際に業者が見積もりに来た際にも、チェックポイントがあります。見積もりは作業ではないため、オフィスカジュアル以上のきちんとした格好をしているか、説明の言葉遣いや所作はきちんとしているかも確認しましょう。話をしている時点で「不快だな」「怪しいな」と思った場合は、業者を変更したほうが安心です。

見積り書を紙もしくはデータにて提出してくれるか

対応が良かったとしても、見積もりの結果を紙やデータで提出しない業者は危険です。見積書も、どういった作業でどのくらいの料金かがしっかり記載されているかを確認しましょう。オプションや追加料金の有無についての記載もあればベストです。曖昧な表記や大雑把な見積もりは、トラブルにつながる可能性があるため注意しましょう。

不安や疑問を解決してくれるか

初めて片付け業者を依頼する際には、流れや作業に対する疑問点がいくつか出てくると思います。それらに対し、ひとつずつしっかり対応してくれる業者を選びましょう。「全て任せて貰えれば大丈夫ですよ」と、質問に応えないような業者には注意が必要です。

家の片付け業者の相場を知り適正価格で利用しよう

片付け業者の相場を知ることは、契約や支払いトラブルを避ける手段の一つです。相場よりも明らかに高い業者はもちろん、安すぎる業者も手抜き作業や後の高額オプション料を追加請求してくる恐れがあります。適正価格でしっかりとした業者を選び、綺麗な部屋を取り戻しましょう。