衣類を出張買取に出す際の準備として、洗濯をしておくべきかどうか悩む声がよくきかれます。また、高く買ってもらうにはクリーニングもして綺麗にしておいたほうが良いのでしょうか。そこで今回は、衣類を出張買取に出す際におこなっておきたいポイントと、少しでも査定額を上げるためのコツをご紹介します。

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衣類は出張買取前に洗濯するべき

綺麗な状態のほうが印象は良くなるため、出張買取前の衣服は洗濯をしましょう。とくにシミや嫌な臭いが付いているものは、買取価格が低くなる可能性があります。自宅で取れる範囲で充分なので、品質表示にしたがって洗濯しておきましょう。首回・袖・脇は汚れが付きやすいため洗濯時にチェックし、必要に応じて付け置き洗いをするのもおすすめです。

クリーニングは必要なし

自宅で洗濯できないものや汚れが目立つ場合でも、クリーニングにまで出す必要はありません。洋服のクリーニング代は安くはないため、汚れの状態や素材によっては高額になり、買取価格より上回ってしまう可能性があります。自宅で洗濯できないものは、天日干しや消臭スプレーなどでケアをしておけば充分です。汚れの酷い衣服は、買取り不可になることを予め理解しておきましょう。

洗濯以外のチェックポイント

洗濯をしておく以外にも、査定額を少しでも上げるためのコツがあります。ここでは、服を出張買取りに出す前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

ほつれや毛玉はできる範囲で処理する

自分で処理できそうな、ほつれや毛玉がある場合は処理をしておきましょう。少しでも見栄えが良いほど査定額も変わってきます。今は、100円ショップでも毛玉取り機が販売されているため、時間に余裕があれば無理のない範囲で手入れしておくのがおすすめです。

シワにはアイロンをかける

シワが目立ちやすい服で、アイロンがかけられる製品ならかけておきましょう。こちらも、ほつれや毛玉同様にケアできる部分は綺麗にしておいたほうが査定額アップに繋がります。

付属品は必ず付ける

服を購入した際に、予備のボタンや当て布が付いているものがあります。こうした付属品も、出張買取に出す際はきちんと付けしましょう。パーツがしっかり揃っているほど、買取金額は上がる可能性が高くなります。

消臭をする

臭いも、査定額に影響するものです。とくに、長い間タンスの中にしまっておいたものは防虫剤の臭いが強く付いているケースも多くなっています。他にもペットの動物臭・タバコ臭・香水臭なども注意が必要です。洗濯の際に消臭効果のある柔軟剤を使ったり、乾いた後に消臭スプレーを使ったりしてケアしておきましょう。

こんな品物は査定額が落ちる

服を出張買取りに出す際に、どうしても査定額が落ちてしまう場合があります。その原因となる主な理由は、以下のようなケースです。

需要のないもの

洋服にはシーズンがあり、出張買取に出す時期によって需要が変わります。そのため、需要が合わない時期の服を売ってしまうと査定額が下がることもあるので注意しましょう。一般的な服なら春服・夏服は1月～8月に、秋服・冬服は9月～12月に出張買取に出すのがいいといわれています。他にも春前なら卒業式・入学式などで需要の伸びる礼服を売るというように、季節やイベント事も意識してみましょう。

状態が著しく悪いもの

買取った服は、基本的に中古品として販売されるため状態が悪いものは査定額が下がります。そのため、服を買った際に、いつか売るかもしれないことを考慮し、日頃から扱いに注意することが大切です。もし状態の悪い服を査定して貰う場合、物によっては買取り不可になる可能性もあります。

納得の査定額を出すためには最低限のケアをしよう

出張買取りで服を査定し、納得の額を出してもらうには売るための最低限のケアが必要になります。見た目が綺麗であるほど印象がよくなり、悪ければ当然いい価格は付きません。もちろん、素材やブランド、その時の需要などさまざまな観点で検討されますが、少しでもいい査定額にするには自分でできるケアをしておくことが大切です。