出張買取と宅配買取の違いは?メリット・デメリットもあわせて比較
買取品の取引は「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」の3つが主な方法とされています。「店頭買取」は名前の通り、リサイクルショップに持ち込む売り方です。しかし「出張買取」「宅配買取」については、いまいちやり方がわからない、面倒くさそうと、使うことをためらっている人が少なくありません。
そこで今回は、「出張買取」「宅配買取」の基礎知識やそれぞれの違い、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
この記事を読むための時間:3分
出張買取と宅配買取の違いは?
まず、出張買取と宅配買取それぞれの特徴についてご紹介します。
出張買取
出張買取とは、買取業者が利用者の自宅まで出張し、品物の査定から支払いまでを行う方法です。出張買取は、査定が目の前で行われるため査定士と利用者間で直接コミュニケーションを取れるのが特徴。査定額が納得のいくものでなければ、その場で買取をキャンセルすることも可能です。
宅配買取
宅配買取とは、売るものを自分で梱包して業者に発送、査定・買取してもらう方法です。宅配買取は、基本的にインターネットを利用して手続きをするため、業者と非接触で完結できるのが特徴です。品物の発送は、業者側が宅配キットを用意しているケースが多く無料で発送できます。ただし、買取をキャンセルする場合は、品物を返送する送料を負担しなければなりません。
買取までの流れ
出張買取と宅配買取について、申し込みから現金受け取りまでの流れをそれぞれご紹介します。
出張買取
出張買取の場合は、主に以下の流れで取引が行われます。
- ネットか電話で買取の申し込み
- 査定士の日程を確認し、都合が合う日で予約
- 予約日時に査定士が訪問
- 査定の実施
- 査定額が提示され納得すれば取引が成立
- その場で査定金額の受け取り
業者にもよりますが、申し込みから現金の振込まで早ければ翌日~3日程を考えておきましょう。しかしこれは、日程調整が最短で行えた場合になるため通常は7日ほどを考えておくと良いでしょう。
宅配買取
宅配買取の場合は、主に以下の流れで取引が行われます。
- ネットか電話で買取の申し込み
- 自宅に宅配キットが届く
- 買取希望の商品を宅配キットに詰め業者へ発送
- 査定の実施
- 業者から査定金額の結果が通知される
- 取引が成立したら銀行振り込みによって入金される
業者にもよりますが、申し込みから現金の振込まで大体7~10日程の期間を考えておきましょう。査定するものが多くなれば、さらに日数がかかる場合もあります。
出張買取のメリット・デメリット
ここでは、出張買取のメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
出張買取のメリットは大きく以下の3つです。
- 梱包・発送をする必要がない
- 目の前で直接鑑定してもらえる
- 当日にその場で現金を受け取れる
自宅に来て買取査定してくれるので、持ち込みの難しい家具・家電などの買取も可能です。査定金額に納得すればその場で現金化できるのも最大のメリットではないでしょうか。
デメリット
出張買取のデメリットは大きく以下の3つです。
- 訪問日程をの調整が必要
- 自宅に業者の方を入れなければならない
- 買取を断りずらい
業者に来てもらうサービスなので、自宅に入れなければならないことが最大のデメリットです。女性の一人暮らしなど、不安な方は友人などに同席をお願いすると良いでしょう。
宅配買取のメリット・デメリット
ここでは、宅配買取のメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
宅配買取のメリットは大きく以下の3つです。
- 自分の都合で梱包・発送できる
- 近くに店舗がなくても買取可能
- 業者と非対面のまま買取できる
買取して欲しい物を自分のタイミングで発送するだけなので、非対面のまま買取を依頼できることが最大のメリットです。業者を自宅に入れたくない方にとってはとても便利なサービスですね。
デメリット
宅配買取のデメリットは大きく以下の3つです。
- 査定方法の正確性や根拠がわからない
- 梱包や発送に手間がかかる
- 査定から現金化まで時間がかかる
目の前で査定してくれるわけではないので、買取金額の根拠がわからず、値段交渉などもできないのがデメリットといえます。少しでも高額で買取してもらいたい場合は、出張買取の方が良いかもしれません。
対面で確実な査定を望むなら出張買取がおすすめ
出張買取も宅配買取も、どちらともメリット・デメリットが存在します。その中で、自分の大切なものを売る場合、もしくはしっかりした査定の根拠を知りたい場合は出張買取がおすすめです。自分の目で査定士の鑑定を見て、不明な点や疑問点をすぐ聞けるため、より納得いく買取額に近づけることができますよ。